かにに流されない

備忘録とか。

LPIC 101(v5.0)メモ【1.システムアーキテクチャ】

備忘録用

システムアーキテクチャ

デバイスドライバのロード

  • lsmodコマンド:ロードされているカーネルモジュールの確認
    • 手動で必要なデバイスドライバをロード:modprobeコマンド
      • modprobeコマンドの設定ファイルは/etc/modprobe/myconfig.conf

システムの起動手順

1.BIOS/UEFIが記憶装置などに関して最低限の認識を行う
2.ブートローダが記憶装置(HDD)内のカーネルをロードし、制御を移す
3.カーネルがハードウェアを認識・制御し、ルートファイルシステムのマウントなどの初期化処理を行う
- さらに、/sbin/initで最初のプロセスを起動する
4./etc/inittab の記述に基づいて、アプリケーションレベルの初期化を行う

UEFI

  • BIOSを置き換えるために考案したEFIの統一仕様
    • ESP(EFIシステムパーティション):物理的なマシンを起動し、ファームウエアが読み込まれた後、その後の起動シーケンスで最初にアクセスされる領域
      • /boot/efiにマウントされる
    • GPT形式のHDDからの起動をサポート

Linuxの起動とシャットダウン

  • dmesgコマンド:システム起動時のカーネルの処理を確認
    • /var/log/messages
    • /var/log/dmesg
    • /var/log/boot.log
    • journalctl -kコマンド(systemdのみ)

SysVinit

Systemd

  • SysVinitを置き換える新しいinitの仕組み
  • SysVinitではプロセスをPIDによって管理していたが、cgroupsではプロセスのリソースを管理する
  • システム起動時、/etc/systemd/system/default.targetのUnitが処理される
ランレベル ターゲット
0 poweroff.target
1 rescue.target
2,3,4 multi-user.target
5 graphical.target
6 reboot.target